翁長設計は倉庫建築についてもたくさんの実績があります。

また、特殊倉庫なども数多く設計しており、その実績からご相談をいただくことも多いです。
特殊倉庫を建築する際は、注意しなければならない点が多くありますが、それがあまり知られていないケースもよく見られます。
依頼する際には、以下の点に注意した設計がなされているか、きちんと対応してくれているかをご確認ください。

①建築基準法の遵守

建築基準法は、建物の構造や耐震性、安全性・設備などを規定しているため、必ず遵守する必要があります。特に、特殊倉庫の場合は、保管する物品によっては火災などのリスクが高まることがあるため、防火対策についても規制が厳しい場合があります。

②物品の種類に合わせた施設の設計

特殊倉庫には、様々な種類の物品が保管されます。それらに合わせた設計が必要となります。例えば、食品を保管する場合は、温度管理や湿度管理が重要になります。危険物を保管する場合は、容器の密閉性や爆発対策が必要です。

③環境に配慮した設計

特殊倉庫は、環境にも配慮した設計が求められます。例えば、ソーラーパネルを設置することで省エネ効果を高めたり、雨水を利用した施設の設計を行うことで、環境に優しい施設とすることができます。

④安全対策の徹底

特殊倉庫は、保管する物品によっては危険が伴う場合があります。そのため、安全対策には万全を期す必要があります。例えば、センサーや監視カメラなどの設置、作業員の安全教育などが挙げられます。

⑤適切な管理体制の確立

特殊倉庫は、物品の保管や管理についても適切な体制が必要です。例えば、在庫管理システムの導入や作業手順の明確化などが挙げられます。また、防犯対策や緊急時の対応体制なども確立する必要があります。

⑥保管方法や耐荷重設定

用途によって適切な保管の方法や収容の仕方が異なることはもちろん、倉庫内にどれだけの量を保管するかも違ってくると思います。それに合わせて、倉庫構造の設計や、耐荷重設定などを決定していく必要があるため、丁寧なヒアリングが非常に重要です。

最低でもこれらの点を踏まえた上で、特殊倉庫の建築を行うことが重要です。
また、建設後も適切なメンテナンスや改修を行い、長期間安全かつ効率的な施設を維持することが必要です。